リーダーシップ論/4人の中にリーダーが存在する!

あなたの中の4人の天才のうち、2人の優秀なリーダーと、サポートに付く二人の天才が存在します。
これは、マインドタイプのコアになるタイプが一人目のリーダーと考えている。そして、その対角の苦手なタイプは、自分の得意を引き立ててくれているリーダーと呼んでいます。
得意なタイプは、得意だけでは前に進めません。苦手を受け入れて初めて自分の得意が認識できるからなんです。
私たちはみなリーダーである!
リーダーの条件は、人より優秀である。何か特別秀でた能力があるなどのことを思い浮かべてしまうかもしれませんが、私はそうは思いません。
リーダーとは、瞬間に生まれるものです。
例えば、何かの会議中に「少し休憩しませんか?」などの言葉を発した人、そしてその提案が受け入れられたとき、リーダーが生まれた瞬間です。
このような経験は誰もがあるのではないでしょうか。
その瞬間、リーダーが誕生していることを覚えておきましょう。
仕切ることがリーダーではなく、偉いのがリーダーでもないのです。
その場の空気を換えることができる存在。それがリーダーというものです。
4人の天才のリーダーシップ論
4人の天才(マインドタイプ)には、タイプ別のリーダーが存在します。
この4つのタイプを見ても、その瞬間でリーダーが入れ替わっていることが分かります。
瞬時に2人のリーダーが生まれ、2人のサポートが存在します。
まずは自分のコアになるタイプを知ることが大事なんです。そして対角を知ることで、自分にとってのリーダーがどのタイプなのか。サポートはそれ以外のタイプになります。
しかも瞬間で変わりますので、いつもそのリーダーという訳ではありません。どんな場面でも活躍できるのです。
行動重視のプロジェクトでは勇型と和型がリーダーになります。
直感的な感情や、閃きの場面では感型と考型がリーダーになるといったカタチです。一見矛盾しているように見えるかもしれませんが、実際に矛盾しています。
その矛盾が、アクセルとなり進む速度が速くなります。
マインドタイプ心理学のリーダーシップ論
マインドタイプマイスターは心の専門家です。ただ、心理学を学ぶだけでは心に寄り添っていることにはならないということだけは注意しています。
心を学び、それをどう行動に移していけるかが大切な部分です。
学校で学んだ教科書通りの心理学ではなく、人との関わりを通して伝え拡げていく心理学と認識しています。
そのマインドタイプを考えたときに、この心理学がリーダーシップをとった場合はどんなリーダーになるかを考えてみました。
長くリーダーという立場をやっていて思ったことが、人は心でしか動かないということです。やりかたで動いたとこも確かにありますが、物事(目に見える部分)が動いただけの単発的な結果しか生まれていません。
その行動を通して、どれだけの人の心が動くかが心理によるものなんです。
このマインドタイプのリーダーシップ論のゴールは、自分の中のリーダーを活躍させることにあります。
どんな場面でも活躍できるリーダーがこの先必要と思うことからこの理論を進めています。
自分には関係ないという場面でも、4人の中に必ず該当する天才が存在するのです。その一人に気づくことで、その場のリーダーに誰でもなり得るということです。
まとめ
誰もがリーダーシップ論という記事を以前書いたことがありますが、今回は、マインドタイプの4つのタイプの中にいるでも活躍できるリーダーが存在するということをお伝えしています。
自分がその場をどうしたいかでリーダーになれる。
個の時代と言われている中で、責任者は必要なくなってきています。責任者ではなくリーダーが必要なんです。
姿かたちはどんどん変わって行きますが、2019年~2020年にかけて、人の心はどんどん変わって行きます。興味を持ったものをどれだけ考えられるかが肝になってきますので、自分の活躍できそうなタイミングを見つけたらリーダーになって牽引していってください。
従うポジションから、引っ張るポジションに移行するのは今なんです。
ステージを変えるということは、目線を変えるだけなんです。